ジェイジーブラットサウンドオブトウキョウ

北村嘉一郎(KAI)

北村嘉一郎(KAI)

ジャズボイスドラマー&ボーカリスト。幼少よりピアノとボイスパーカッション、ドラムに親しみ(猪俣 猛、渡辺範雄両氏に師事)、早稲田大学在学中の97年、プロアカペラグループである「TRY-TONE(トライトーン)」に加入。ボーカル、ならびにボイスパーカッションとして活動した。一般的に「human beat box」系のボイスパーカッションが多い中、独自のアコースティックなサウンドで注目を集める。
2007 年12月、グループを脱退。ボイスパーカッションをアカペラからジャズの世界へとシフトし、楽器と対等に演奏する前例のないスタイルを確立。歌心溢れるビートと豊かなサウンド、そしてアンサンブルを重視した楽器とのコーディネーションは各方面より高い評価を受けている。一方、韓国語・英語を活かして「音楽を通じた国際文化交流」にも力を入れ、海外アーティストとの交流・演奏も多数。特に韓国では、様々なレコーディング、コンサート、講習会、ラジオ出演を経験。98年には、TRY-TONEと韓国のアカペラグループ「人工偉声(インゴンウィソン)」とのジョイントコンサート『アカペラでつなぐ日韓の架け橋』を大阪とソウルで企画し、日韓史上初のアカペラ交流イベントを実現した。その後、韓国アカペラ協会とタイアップし、EBS韓国教育放送公社の音楽番組「Space〜共感〜」でアカペラフェスティバルを企画。2004年、2006年と2回にわたり出演。これをきっかけに、日本側のアドバイザーとして、韓国・日本でのアカペライベントに相互に派遣するアーティストの斡旋とコーディネイトも手がけるようになる。最近では、2011年に台湾で設立されるアジア規模の国際アカペラ連盟「Vocal Asia(ボーカルアジア)」の日本代表にも選ばれ、アカペラ音楽による交流拡大にも尽力している。

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